薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト

シングルタブレットレジメン(STR)

シムツーザ®

シムツーザ/SMT
商品名 シムツーザ®
一般名 ダルナビル
コビシスタット
テノホビルアラフェナミド
エムトリシタビン
略名 SMT(DRV/c/TAF/FTC)
剤形 黄色~帯黄褐色のフィルムコーティング錠
粉砕・脱カプセル:×
記号 表:JG 裏:8121
規格(含量) DRV 800mg ・COBI 150mg・TAF10mg ・FTC 200mg/錠
保管方法 室温
服薬方法 1回1錠を1日1回
食事中または食直後
食後服用
主な副作用 下痢(19.6%)、頭痛(13.0%)、発疹(12.2%)、悪心(7.7%)、疲労(5.2%)
副作用の発生頻度は海外臨床試験の成績を参考にしています。
注意事項 デシコビ® プレジコビックス®の記載内容を参照して下さい。
食後服用ですが、食事の内容は特に問いません。(食事量の目安:250Kcal)
併用してはいけない薬や注意を必要とする薬があるので、併用禁忌・注意薬リストをもらいましょう。
内視鏡実施時の鎮静薬との併用に注意が必要です。
薬価2023年4月現在 1錠 4,833.20
1日1錠処方の場合、30日で144,996円
併用禁忌 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
  • カルバマゼピン(テグレトール)
  • セイヨウオトギリソウ(St.John'sWort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
  • フェニトイン(アレビアチン)
  • フェノバルビタール(フェノバール)
  • ホスフェニトイン(ホストイン)
  • リファンピシン(リファジン)
④併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
  • アスナプレビル(スンベプラ、ジメンシー配合錠)
  • アゼルニジピン含有製剤(カルブロック、レザルタス)
  • イバブラジン(コララン)
  • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン配合錠)
  • エルゴメトリンマレイン酸塩(エルゴメトリン)
  • グラゾプレビル(グラジナ)
  • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩(ジヒデルゴット)
  • シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ)
  • シンバスタチン(リポバス)
  • タダラフィル(アドシルカ)
  • チカグレロル(ブリリンタ)
  • トリアゾラム(ハルシオン)
  • バルデナフィル塩酸塩水和物(レビトラ)
  • ピモジド(オーラップ)
  • ブロナンセリン (ロナセン)
  • ベネトクラクス〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〉(ベネクレクスタ〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〉)
  • ミダゾラム(ドルミカム、ミダフレッサ、ブコラム)
  • メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(パルタンM)
  • リバーロキサバン(イグザレルト)
  • ルラシドン塩酸塩(ラツーダ)
  • ロミタピド(ジャクスタピッド)
併用注意 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
  • デキサメタゾン(デカドロン)
  • リファブチン(ミコブティン)
②本剤の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
  • アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)
  • イトラコナゾール(イトリゾール)
  • エリスロマイシン(エリスロシン)
  • ガンシクロビル(デノシン)
  • クラリスロマイシン(クラリス)
  • ケトコナゾール(国内外用剤のみ)
  • バラシクロビル塩酸塩(バルトレックス)
  • バルガンシクロビル塩酸塩(バリキサ)
  • フルコナゾール(ジフルカン)
  • ボリコナゾール(ブイフェンド)
  • 腎毒性を有する薬剤
③併用薬の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
  • メサドン(メサペイン)
  • 経口避妊薬[エチニルエストラジオール、ノルエチステロン](シンフェーズ)
④併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
  • アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)
  • アトルバスタチンカルシウム水和物(リピトール)
  • アピキサバン(エリキュース)
  • アミオダロン塩酸塩(アンカロン)
  • アミトリプチリン塩酸塩(トリプタノール)
  • アムロジピンベシル酸塩(アムロジン、ノルバスク)
  • イトラコナゾール(イトリゾール)
  • イミプラミン塩酸塩(トフラニール)
  • エスタゾラム(ユーロジン)
  • エトスクシミド(エピレオプチマル、ザロンチン)
  • エプレレノン(セララ)
  • エベロリムス(サーティカン)
  • エリスロマイシン(エリスロシン)
  • エレトリプタン臭化水素酸塩(レルパックス)
  • オキシコドン
  • カルベジロール(アーチスト)
  • ガンシクロビル(デノシン)
  • キニジン硫酸塩水和物
  • クエチアピンフマル酸塩(セロクエル)
  • クラリスロマイシン(クラリス)
  • グレカプレビル・ピブレンタスビル配合剤(マヴィレット配合錠)
  • クロナゼパム(ランドセン、リボトリール)
  • クロラゼプ酸二カリウム(メンドン)
  • ケトコナゾール(国内外用剤のみ)
  • コルヒチン
  • サルメテロールキシナホ酸塩(セレベント、アドエア)
  • ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
  • シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)
  • ジゴキシン(ジゴシン)
  • ジソピラミド(リスモダン)
  • ジルチアゼム塩酸塩(ヘルベッサー)
  • シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ)
  • シロリムス(ラパリムス)
  • セルトラリン(ジェイゾロフト)
  • ゾルピデム酒石酸塩(マイスリー)
  • タクロリムス水和物(プログラフ)
  • ダサチニブ水和物(スプリセル)
  • タダラフィル(シアリス、ザルティア)
  • ダビガトラン(プラザキサ)
  • チモロールマレイン酸塩含有製剤(コソプト、ザラカム、チモプトール、デュオトラバ)
  • デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(メジコン)
  • テムシロリムス(トーリセル)
  • トラゾドン塩酸塩(デジレル、レスリン)
  • トラマドール
  • トルバプタン(サムスカ)
  • ドロスピレノン(ヤーズ)
  • ニカルジピン塩酸塩(ペルジピン、サリペックス)
  • ニフェジピン(アダラート)
  • ニロチニブ(タシグナ)
  • ノルトリプチリン塩酸塩(ノリトレン)
  • バラシクロビル塩酸塩(バルトレックス)
  • バルガンシクロビル塩酸塩(バリキサ)
  • パロキセチン塩酸塩水和物(パキシル)
  • ピタバスタチン(リバロ)
  • ビンクリスチン(オンコビン)
  • ビンブラスチン(エクザール)
  • フェロジピン(スプレンジール)
  • フェンタニル
  • ブデソニド(パルミコート、シムビコート)
  • プラバスタチン(メバロチン)
  • フルコナゾール(ジフルカン)
  • フルチカゾンプロピオン酸エステル(フルタイド、フルナーゼ)
  • フルラゼパム塩酸塩(ダルメート)
  • フレカイニド酢酸塩(タンボコール)
  • プレドニゾロン(プレドニン)
  • プロパフェノン塩酸塩(プロノン)
  • ベネトクラクス〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病〉(ベネクレクスタ〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病〉)
  • ベプリジル塩酸塩水和物(ベプリコール)
  • ベラパミル塩酸塩(ワソラン)
  • ペルフェナジン(ピーゼットシー)
  • ボセンタン水和物(トラクリア)
  • ボリコナゾール(ブイフェンド)
  • メキシレチン塩酸塩(メキシチール)
  • メトプロロール酒石酸塩(セロケン)
  • ラパチニブトシル酸塩水和物(タイケルブ)
  • リスペリドン(リスパダール)
  • リドカイン塩酸塩全身投与(キシロカイン)
  • リファブチン(ミコブティン)
  • ロスバスタチン(クレストール)
  • 酒石酸トルテロジン(デトルシトール)
⑤その他
  • ワルファリン(ワーファリン)

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

このページのトップへ