薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト
HOME > 薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト > ザイアジェン®/ABC
(核酸系)逆転写酵素阻害剤
ザイアジェン®
商品名 | ザイアジェン® |
---|---|
一般名 | アバカビル |
略名 | ABC |
剤形 | 黄色のフィルムコート錠 |
記号 | GX623 |
規格(含量) | 300mg/錠 |
保管方法 | 室温 |
服薬方法 | 1回1錠を1日2回 1回2錠を1日1回 ● 食事に関係なく服用できます。 |
主な副作用 | 脂質異常症(高脂血症)・血中トリグリセリド増加等の体脂肪の再分布/蓄積(22%)、吐き気(6%)、発疹(6%) ● 副作用の発生頻度は国内における使用成績を参考にしています。 |
注意事項 | ●過敏症状(発熱、発疹、疲労感、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、眠気、筋肉や関節の痛み、頭痛、呼吸困難、咽頭痛、咳など):服用開始後、6週間以内(平均11日目)に出現することが多いです。症状が出たら、すぐに病院に連絡し、服用を中止するべきかどうか相談して下さい。 ● 過敏症状のために服用を中止した場合は、アバカビル(ABC)を含む製剤を二度と服用しないようにしてください。 |
薬価2023年4月現在 | 300mg 665.10円 1日600mg処方の場合、30日で39,906円 |
併用禁忌 | なし |
併用注意 | ②本剤の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある エタノール ③併用薬の効果(血中濃度)が低下する可能性がある メサドン(メサペイン) ④併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある リオシグアト(アデムパス) |
著作権について
当サイト内のコンテンツ(文章・資料・画像・音声等)の著作権は、特に記載のない限り、国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センターまたは第三者が保有します。営利、非営利を問わず、当サイトの内容を許可なく複製、転載、販売などに二次利用することを禁じます。
世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。