薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト

シングルタブレットレジメン(STR)

ゲンボイヤ®

ゲンボイヤ/GEN
商品名 ゲンボイヤ®
一般名 エルビテグラビル
コビシスタット
エムトリシタビン
テノホビルアラフェナミド
略名 GEN(EVG/COBI/FTC/TAF)
剤形 うす緑色のフィルムコーティング錠
粉砕・脱カプセル:×
記号 表:GSI 裏:510
規格(含量) EVG 150mg・COBI 150mg・TAF 10mg・FTC 200mg/錠
保管方法 室温
服薬方法 1回1錠を1日1回
服薬時間:食後
食後服用
主な副作用 吐き気(10%)、下痢(7%)、頭痛(6%)、倦怠感(5%)
副作用の発生頻度は海外臨床試験の成績を参考にしています。
注意事項 デシコビ®の記載内容を参照して下さい。
併用してはいけない薬や注意を必要とする薬があるので、併用禁忌・注意薬リストをもらいましょう。
空腹時は薬の吸収が悪くなります。(食事量の目安: 250 kcal)
ミネラル(マグネシウム、アルミニウム、鉄、カルシウム、亜鉛)を含むサプリメントは本剤の効果が減弱する可能性があるので同時摂取を避けましょう。
内視鏡実施時の鎮静薬との併用に注意が注意が必要です。
薬価2023年4月現在 1錠 7,040.50
1日1錠処方の場合、30日で211,215円
併用禁忌 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
  • カルバマゼピン(テグレトール)
  • セイヨウオトギリソウ(St.John'sWort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
  • テラプレビル
  • フェニトイン(アレビアチン)
  • フェノバルビタール(フェノバール)
  • ホスフェニトイン(ホストイン)
  • リファンピシン(リファジン)
④併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
  • アスナプレビル(スンベプラ)
  • アゼルニジピン含有製剤(カルブロック、レザルタス)
  • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン配合錠)
  • エルゴメトリンマレイン酸塩(エルゴメトリン)
  • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩(ジヒデルゴット)
  • シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ)
  • シンバスタチン(リポバス)
  • タダラフィル(アドシルカ)
  • トリアゾラム(ハルシオン)
  • バルデナフィル塩酸塩水和物(レビトラ)
  • ピモジド(オーラップ)
  • ブロナンセリン (ロナセン)
  • ミダゾラム(ドルミカム、ミダフレッサ、ブコラム)
  • メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(パルタンM)
  • リバーロキサバン(イグザレルト)
  • ロミタピド(ジャクスタピッド)
併用注意 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
  • デキサメタゾン(デカドロン)
  • リファブチン(ミコブティン)
  • 多価陽イオン(Mg、Al、Ca、Fe、Zn等)含有経口製剤(マグネシウム・アルミニウム含有制酸剤、マグネシウム含有下剤、スクラルファート水和物等)
②本剤の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
  • アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)
  • イトラコナゾール(イトリゾール)
  • ガンシクロビル(デノシン)
  • クラリスロマイシン(クラリス)
  • バラシクロビル塩酸塩(バルトレックス)
  • バルガンシクロビル塩酸塩(バリキサ)
  • ボリコナゾール(ブイフェンド)
③併用薬の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
  • エチニルエストラジオール
④併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
  • アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)
  • アトルバスタチンカルシウム水和物(リピトール)
  • アミオダロン塩酸塩(アンカロン)
  • アミトリプチリン塩酸塩(トリプタノール)
  • アムロジピンベシル酸塩(アムロジン、ノルバスク)
  • イトラコナゾール(イトリゾール)
  • イミプラミン塩酸塩(トフラニール)
  • エスタゾラム(ユーロジン)
  • エトスクシミド(エピレオプチマル、ザロンチン)
  • エプレレノン(セララ)
  • エベロリムス(サーティカン)
  • エレトリプタン臭化水素酸塩(レルパックス)
  • ガンシクロビル(デノシン)
  • キニジン硫酸塩水和物
  • クエチアピンフマル酸塩(セロクエル)
  • クラリスロマイシン(クラリス)
  • クロナゼパム(ランドセン、リボトリール)
  • クロラゼプ酸二カリウム(メンドン)
  • コルヒチン
  • サルメテロールキシナホ酸塩(セレベント、アドエア)
  • ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
  • シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)
  • ジゴキシン(ジゴシン)
  • ジソピラミド(リスモダン)
  • ジルチアゼム塩酸塩(ヘルベッサー)
  • シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ)
  • ゾルピデム酒石酸塩(マイスリー)
  • タクロリムス水和物(プログラフ)
  • ダサチニブ水和物(スプリセル)
  • タダラフィル(シアリス、ザルティア)
  • チモロールマレイン酸塩含有製剤(コソプト、ザラカム、チモプトール、デュオトラバ)
  • デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(メジコン)
  • テムシロリムス(トーリセル)
  • トラゾドン塩酸塩(デジレル、レスリン)
  • トルバプタン(サムスカ)
  • ニカルジピン塩酸塩(ペルジピン、サリペックス)
  • ニフェジピン(アダラート)
  • ノルトリプチリン塩酸塩(ノリトレン)
  • バラシクロビル塩酸塩(バルトレックス)
  • バルガンシクロビル塩酸塩(バリキサ)
  • パロキセチン塩酸塩水和物(パキシル)
  • フェロジピン(スプレンジール)
  • ブデソニド(パルミコート、シムビコート)
  • フルチカゾンプロピオン酸エステル(フルタイド、フルナーゼ)
  • フルラゼパム塩酸塩(ダルメート)
  • フレカイニド酢酸塩(タンボコール)
  • プロパフェノン塩酸塩(プロノン)
  • ベプリジル塩酸塩水和物(ベプリコール)
  • ベラパミル塩酸塩(ワソラン)
  • ペルフェナジン(ピーゼットシー)
  • ボセンタン水和物(トラクリア)
  • ボリコナゾール(ブイフェンド)
  • メキシレチン塩酸塩(メキシチール)
  • メトプロロール酒石酸塩(セロケン)
  • ラパチニブトシル酸塩水和物(タイケルブ)
  • リスペリドン(リスパダール)
  • リドカイン塩酸塩全身投与(キシロカイン)
  • リファブチン(ミコブティン)
  • 酒石酸トルテロジン(デトルシトール)
⑤その他
  • ワルファリン(ワーファリン)
  • 腎毒性を有する薬剤

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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