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抗HIV薬の曝露後予防内服 PEP

更新日:2017年7月25日

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PEPとは?

PEPとは、曝露後予防(post exposure prophylaxis)の略語です。HIVに感染したかもしれない行為の後(曝露後)72時間以内に、抗HIV薬(HIVに対する治療薬)の内服を開始して、HIVに感染するリスクを低下させる予防策のことをいいます。
PEPが開始された場合、1日1回か2回(選択された組み合わせにより異なります)の内服を28日間続ける必要があります。

どのような方が対象となるか?

HIV感染者(あるいはその可能性がある人)とHIVに感染しうる性交渉(例:コンドームなしのSex)をもって72時間以内の方が主な対象となります(※)。性行為の相手がHIV陰性者であると分かっている場合、あるいはご自身がすでにHIVに感染している場合は、PEPの対象にはなりません。

※ 性交渉後の曝露後予防を目的とした抗HIV薬内服は、日本では未承認です。

※ 針刺し事故など医療従事者のPEPについては、こちらをご覧ください。

費用

抗HIV薬の曝露後予防内服は、自費診療となります。
当院では、以下の費用をご負担いただきます。

初診料   20,000円(税別)
薬剤費   10,000円/日(28日間で280,000円)(税別)

  • 時間外に受診した場合は、別途時間外加算10,000円(税別)をお支払いいただきます。

  • PEP期間中(4週間)の診察や検査(B型肝炎・C型肝炎、副作用の有無を確認するための検査)は、上記費用に含まれます。

  • PEP期間終了後に行われる診察や検査の費用は、別途お支払いいただきます。

  • クレジットカードでのお支払いが可能です。

受診方法

受付時間:平日8時30分-15時 ACC外来

  • 初診受付で、ACCの予防内服希望とおっしゃってください。

  • 上記以外の時間帯・土日祝日に受診したい場合は、来院前に電話でご相談ください。
    電話番号03-3202-7181(病院代表)へかけていただき、「HIVの予防内服に関する相談希望」とおっしゃってください。


PEP処方の流れ

  1. 医師の問診・診察
    医師がHIV感染のリスクおよびPEPの適応を判断します。
  2. 血液検査
    あなたがHIVに感染していない事、抗HIV薬を内服して問題ない状態かどうかを確認するために、血液検査を行います。
  3. 抗HIV薬の保険適応外使用に関する医師による説明と同意文書への署名
    服用方法、予想される副作用、副作用が発現した場合の対処方法などを説明します。
  4. 抗HIV薬の処方
    初回外来では14日分の薬を処方します。
    時間外または休日に初めて受診した場合、その日の処方は1-3日分までに限られ、翌平日に改めて受診していただきます。
  5. 再診
    服用を始めて14日後に再度受診していただきます。
    診察および血液検査で副作用がないことを確認できたら、残りの14日分を処方します。
  6. その後のフォローアップ
    原則として、服用開始1ヶ月後、3あるいは4ヶ月後、6ヶ月後のタイミングで、HIV検査とB型肝炎・C型肝炎の検査を適宜お勧めしています。これらの検査にかかる諸費用は別途お支払い頂きます。

副作用

PEPで使用される抗HIV薬は、嘔気などの副作用を起こすことがあります。副作用の多くは、制吐剤などで軽減できる程度の軽度なものです。診察した医師より説明をおききください。