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抗HIV薬の血中濃度測定

更新日:2018年8月13日

抗HIV薬の血中濃度には個人差があります。血中濃度に影響を与えうる因子としては、年齢・体格・肝腎機能・遺伝子多型・併用薬剤の影響など様々なものが考えられます。

以下のような臨床状況では、抗HIV薬の血中濃度測定を検討します。

  • 抗HIV薬の服薬アドヒアランスが保たれているにも関わらず期待したHIV抑制が得られない場合
  • 併存疾患の治療にあたり、抗HIV薬の薬物動態に大きな影響を与える薬剤を併用しなければならない場合
  • 抗HIV薬の血中濃度上昇に起因する有害事象が疑われる場合

下記ウェブサイトから、一部の抗HIV薬の血中濃度測定およびCYP2B6遺伝子検査(EFVの血中濃度に影響する遺伝子多型の検査)を依頼することができます(サイト内の申し込みページでIDおよびパスワードを取得する必要があります)。

抗HIV薬の血中濃度に関する臨床研究(外部サイトにリンクします)

抗HIV薬の血中濃度に関する臨床研究の画像

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