5.HIV感染症の新しい治療に関する試み

分担研究者: 岡 慎一(国立国際医療センターエイズ治療研究開発センター 部長)
研究協力者: 菊池 嘉1、安岡 彰1、立川夏夫1、源河いくみ1、照屋勝治1、平林義弘1、井田節子1、蜂谷敦子1、田沼順子2、石崎有澄美2、矢崎博久2、川田真幹2、砂川恵伸2、土屋亮人3、松岡佐織3、山中ひかる3、畢 秀瓊3、中野恵美子3、伊藤将子3

(1国立国際医療センターエイズ治療研究開発センター技官、2国立国際医療センターエイズ治療研究開発センターレジデント、3エイズ予防財団リサーチレジデント)

研究要旨

抗HIv併用療法のみに頼ることなく、新しい治療の試みとしてIL-2療法と急性期患者に対する計画的治療中断療法(STI療法)を行った。共に一種の免疫賦括療法といえる。治療評価は、CD4やVLだけでなく、CTLなども検討している。IL-2療法は、CD4増加作用はほぼ予想通りであるが、その維持作用は予想以上の成果を上げている。IL-2投与により一時的なVL blipを認めるが、それに応じてCTLについても増加していた。今後CTLの維持がどの程度されるのかが興味深い。STI療法については、現在患者登録の段階であり、次年度に詳しく報告する。