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T20(enfuvirtide)
Tipranavir
TMC114(darunavir, Prezista) 新規のプロテアーゼ阻害剤。LPV/rtv以後では非常に期待される薬剤。Ritonavirとの併用が必要(1回量はTMC114 600mg + ritonavir 100mg、1日2回の予定)。多剤耐性患者に対する効果においてTMC114/rtv + T20では24週目に50c/ml未満率が67%という非常に期待される結果だったが、T20非併用群では37%であった。POWER1と2の全体では50c/ml未満率は40%であった。非常に期待できる薬剤であるが、T20との併用においてその効果が最大限期待できると考えられる。副作用としては、下痢(14%)、吐き気(10%)、中性脂肪上昇(5.5%)、コレステロール上昇(4%)、ALT上昇(2.4%)、AST上昇(1.8%)との報告がある。重篤な副作用は全体の13%に認められたが、副作用による中断は2%であった。 CCR5阻害剤 T20と同様に、HIVウイルスがCD4細胞に侵入する段階に作用する。3剤の開発が進行していたが、現在maravirocのみ開発中で、aplavirocの開発は肝障害のため中断され、vicrivirocはVicriviroc/AZT/3TCとEFV/AZT/3TCの比較試験での効果が期待したほどではなく、途中で中止されてしまった。CCR5阻害剤は非常に期待されているが、開発は意外に難渋している。現在開発がまだ続行しているのはmaravirocであり、vicrovirocは既治療患者のStudyのみがつづいている。 |